社内公用語を英語にする企業が現れたり、人口減の日本市場を飛び出して海外市場を目指す企業が増えたりと、これまで以上に日本人が英語を必要とする機会が多くなっていきます。
今、あなたがこの記事をご覧になっているということは、英語の勉強方法に悩んでいらっしゃるからだと思います。
中学校から勉強してきたけど、ちっとも英語がわからない。
本屋にはたくさんの英語本があるけど何がいいの?
一番効率のいい英語学習法がなんだろう?
などなど、悩みの種はつきません。
中には大枚はたいて耳ざわりのいいセールストークの英語教材を買ったものの、すぐにやらなくなった人もいるでしょう。
こういった現状から、日本人は英語が話せないとあきらめている人も少なくありません。
たしかに、ある朝目が覚めたら英語がペラペラになっていたということはありえません。
語彙・文法・聴解・発音など、習得しなければいけないことはたくさんあります。
問題は、その習得方法が必ずしも正しくないということです。
それは、英語を勉強する目的が明確になっていないことが原因のことも多いのです。
これを東京から名古屋に行く場合で例えてきましょう。
東京から名古屋に行くのに、新幹線を使うのが普通でしょう。
ただ、お金がなくて時間がある人の場合は、高速バスを使うでしょう。
また、千葉県に住んでいる人や、中部国際空港の近くが目的地なら、飛行機も選択肢になります。
このように、目的によってなにがベストな方法かは異なります。
英語の勉強も同じです。
英語ネイティブと友達になりたいのか、
留学したいのか、
英語サイトで情報収集したいのか、
昇進のためにTOEICでハイスコアをとらなければならないのか、
ひとり一人で目的は違うはずです。
外国語の勉強方法は、それこそ何百年も前から試行錯誤で進められています。
現在、最も有効とされている方法をご紹介しながら、目的に応じた勉強方法をお伝えしていきたいと思います。