1.日本語教師になるには
外国人に日本語を教える日本語教師のニーズが高まっています。
2021年は5月になっても、
まだコロナで外国人の入国制限が続いています。
でも、コロナが収まればまた入国ラッシュが始まります。
そのとき、前にも増して日本語教師が求められます。
というのも、東日本大震災の時と同じ状況だからです。
あの時は原発事故の恐怖から、
軒並み外国人が日本を離れました。
その結果、日本語教師の仕事がなくなり、
離職した人が増えたのです。
ほどなくしてアベノミクスやらオリンピックやらで
日本経済が上向きになり、また日本にやってくる人が増えて、
日本語教師も足りなくなったのです。
コロナが収束すると、同じ状況になることが予想されます。
日本語教師をめざすなら、実は今が絶好のチャンスなのです。
2.いちばんのオススメは養成講座
2021年現在では、日本語教師になるための資格は必要ありません。
自分が日本語教師と言ってしまえばなれます。
ただし、日本語学校で教えるとなると
大きく3つのルートのうちのどれかをとる必要があります。
1.日本語教育を大学・大学院で専攻すること
2・日本語能力検定試験に合格すること
3.日本語教師養成講座を修了すること
この3つです。
副業や主婦の人が日本語教師をめざすなら、
2か3となります。
このうち、2の検定試験は知識を問う試験なので、
実際に教えるためのスキルは別に習う必要があります。
なので、一般の人が日本語教師として働くには、
養成講座が一番ということになります。
実際、日本語教師の私も同僚も、
ほとんどが養成講座出身です。
3.養成講座の決め手は教育実習
いきなり外国人の前に立って教えられる人などいません。
日本語を外国人に教えるのが日本語教師の仕事ですから、
教える技術が必要です。
概ね養成講座は、理論と実技の授業で構成されています。
理論は座学です。
外国語習得理論とか日本語の歴史とか。
これはイメージしやすいと思います
もう一つの実習が、教える技術を
マスターするための時間となります。
そして、この実習が各養成講座の特色となります。
実習の進め方は各校によって微妙に違います。
日本語以外の言葉は厳禁とか、パソコンを使うとか。
一つ言えることは、
実習時間は多ければ多いほどいいということです。
大勢の人の前に立って物事を教えるというのは、
かなりのプレッシャーがあります。
そのプレッシャーに打ち勝つには、場慣れするのが一番です。
実習時間がまさに慣れるための場所なのです。
私は30年間の会社勤めの経験があります。
自社製品のトラブルで、怒りに燃えるお客さん30人を前にして、
謝罪と解決方法の説明をしたことがあります。
その私でも、最初の実習では足が震えたのを覚えています。
相手は同じ養成講座に通う受講生相手だったのですが。
人間、まったく違う環境だと緊張します。
みんなそうです。
だから慣れるための機会は多ければ多いほどいいのです。
失敗してもいいんです。
むしろ、養成講座のうちに失敗すべきです。
そこから修正していけばいいのですから。
養成講座を決める判断材料には、
実習時間を確認することをおすすめします。
4.東京中央日本語学院を勧める理由
その意味で、私がおすすめするのが東京中央日本語学院です。
2021年現在の資料では、
模擬授業+フィードバックで1回あたり40分 × 10回以上
となっています。
これは結構驚きました。
私が受講した養成講座では、
クラス内で10分程度の模擬授業が3回程度。
本物の留学生相手に20分の模擬授業を2回でした。
私の知る限り東京中央日本語学院が、
実習時間に割く時間が一番多い養成講座だと思います。
正直言って、模擬授業は苦しいです。
指導講師からは容赦ない指摘があります。
養成講座通っているときは、
早く終わってくれないかなと思いました。
ところが、修了近くになると
これだけではちょっと足りないと思ったのも事実です。
実際に人に教えるという経験をすると、
自分に足りないものも見えてきます。
特に東京中央日本語学院の教育実習は、
同校に通っている留学生を相手にして行います。
他校では留学生相手であっても
ボランティアに対するものがほとんどです。
やっぱりトラブルが怖いからだと思います。
本物の日本語のクラスの教壇で得るものは大きいです。
多くの実習時間と本物の経験。
これが私が東京中央日本語学院を推す理由です。
5.まずは資料請求・カウンセリングを!
東京中央日本語学院に限らず、
養成講座を受講の前には情報収集が必須です。
養成講座を開講している学校はいくつかあります。
従来は通学だけというのがほとんどでしたが、
コロナ禍を経てオンライン授業も増えてきています。
オンライン授業についてはまだ歴史も浅く、
各校とも試行錯誤を繰り返していると思います。
そこで、各校が行っている説明会に参加するのがいいでしょう。
その中から自分が合っていると思われる
養成講座を選びましょう。
確認ポイントは何度も言いますが、実習です。
どんな実習メニューなのか、
ぜひ自分で確かめてみてください。
東京中央日本語学院も
個別のカウンセリングを開催しています。
まずは資料請求からやってみましょう。
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